記事詳細

桃の剪定(せんてい)作業、スタートしました。11月1日。 カレンダーがめくられたこの日、理想園では来シーズンに向けた最初の大仕事、「桃の剪定(せんてい)」が始まりました。

11月1日。 カレンダーがめくられたこの日、理想園では来シーズンに向けた最初の大仕事、「桃の剪定(せんてい)」が始まりました。

収穫の喧騒が過ぎ去り、静けさを取り戻した畑に、ハサミの音が響き渡ります。

剪定とは、単に伸びすぎた枝を切るだけの作業ではありません。 「来年、どの枝に、どのような実をならせるか」 「太陽の光をまんべんなく当てるには、どの枝を残すべきか」

まだ葉も実もない冬の樹形を見ながら、半年先の夏の光景をイメージし、一本一本の木と対話しながらハサミを入れていく…。

この時期の判断が、来年の桃の味、大きさ、そして色づきを決定づけます。やり直しのきかない一発勝負だからこそ、熟練の技術と経験、そして「最高の桃を作る」という思いで作業をしていきます。

冷たく澄んだ秋風の中、脚立の上での作業は続きます。 来年の夏、皆様にとびきりの笑顔をお届けするために、私たちの新しい一年はもう始まっています。

PAGE TOP ▲