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葡萄のジベ作業が始まると、桃の作業は後回し。この時期は、すきま時間に桃の袋かけ作業を進めます。

早く摘果作業をして、袋に入れないといけないですが、ぶどうと桃を栽培していると、この時期は「ぶどう」の作業を優先しなくてはなりません。今日は、ちょうとすきま時間出来たので、3日ぶりに桃の作業を進めました。

桃は、5月下旬を迎えると袋かけ前の消毒作業を終えて、早生品種から順番に袋をかけて行きます。理想園では、1時間に約130枚を目標に一玉一玉掛けて行きます。この作業が、結構、大変なんです。桃は、1本の枝に数十玉桃が付きます。段階的に間引き作業を行い、5月下旬を迎える袋かけ前には2玉~3玉に絞られていますが、その中から、キズや形状を確認しながら1玉を選び、原則、それ以外は取り除く作業をして行きます。

桃の実を間引きながら袋をかける作業をします。

一番上の写真になるのですが、今の桃の姿です。5月下旬は、桃の幼果期になります。この時期に最終的に残す実を決定して袋に入れて行きます。慣れてこないと選びきれなく、欲も出る為、どうしても多く付けてしまします(;^_^

しかし、多すぎると桃が大きくならなかったり、十分な栄養が行きわたらずに高品質の商品を実らすことが出来ません。前年にかけた桃の袋の枚数をチェックしながら作業を進めて行きます。

 

写真は、袋をかけた様子です。

1枝に1玉ならせます。もちろん、通常の枝より太く長い枝には、2つもありますが、原則、1玉です。また、袋をかける枝の位置でも変わります。高い位置は、多めにならせ、低い位置には少な目するなどバランスを考えながら作業をして行きます。

桃の作業は、ぶどうの1回目のジベ作業が落ち着き次第、忙しくなりますが、今は、ぶどう中心で作業を進めています。もちろん、間を空けるわけにはいかない為、見回りをしながら病気などチェックしながら作業を進めて行きます。ちなみに本年は、6月22日頃には、収穫を迎えます。

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