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桃の摘蕾作業を始めました。今年は、開花が遅い!!昨年と比べると約1種間ぐらい遅れての作業をしています。

まだまだ、寒い!!ここ数年、開花が早かったので、準備はしておりましたが、今年は、生育が遅いです。ただ、数年前に戻った感じです。桃は、開花して満開から70日~90日で収穫時期を予想するので満開時のデーターが重要です。ここ3年ぐらいものすごく早かったので、今年は例年に戻った感じです。

桃の蕾

さて、畑は、桃の蕾も徐々に膨らんできました。ただ、開花は、まだまだです。本日は、花粉を採取しない畑の摘蕾(てきらい)作業を行いました。桃は、枝の上向きについている実は使いません。その為、この時期に上向きを蕾を落とす作業を摘蕾作業と言い行います。目的は、作業の省力化、養分の分散を避ける目的があります。作業で注意するのは、蕾は落としても葉芽は落とさないようにします。葉っぱは、養分を蓄えるうえで重要な役割をしてくれます。気おつけながら作業をして行きます。

桃の枝

上の写真は、実をつける枝です。枝の上の部分の「蕾」を落としていきます。桃は、この1本の枝に最終的には1玉~2玉にするわけですが、何もしない状態では、数十個の桃の実がついてしまいます。その為、生育の段階に数を減らしていきます。ポイントは、いきなり少ない数にしないように心がけます。品種によって、花粉がある品種やない品種が桃にはあります。また、生育の過程で、形が悪い実や自然に落ちてしまう実も出てきます。その為、段階を踏みながら摘蕾→摘花→予備摘果→摘果→見直し摘果→袋かけと言おう手順に実を選定して行きます。

ちなみに写真の桃の木は「日川白鳳」です。6月下旬~7月に収穫を迎える桃です。

草生栽培

最後に畑も徐々に緑が広がってきました。春がだんだん近づいています(^^♪

理想園では、乗用モアで回れる場所は、草生栽培をしています。これから、乗用モア草刈り機で定期的に草刈り作業をして行きます。刈り込んだ草は、また、肥料になり桃の生育に貢献してくれます。

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